入園・入学グッズとして定番のシューズケース。
表布か裏布にキルティング素材を使用すると、丈夫でしっかりとしたシューズケースができます。
本記事では20cmの上靴が余裕を持って入れられるサイズのシューズケースの作り方を紹介します。
大きめサイズで作っておくと、上靴も入れやすく、小学校まで使うことができます。
シューズケースはキルティング生地で丈夫に仕上がる!
今回紹介するのは、裏地付き・マチ付きのシューズケースの作り方です。
2枚仕立てなので、布端を処理する必要がなく、まっすぐ縫うだけで作れます。
入園グッズとして作る場合は、裏布か表布にキルティング素材を使用すると、しっかりとした作りで、上靴も入れやすいシューズケースが出来上がります。
それでは、作っていきましょう。
シューズケースの出来上がりサイズ
今回紹介するシューズケースの出来上がりサイズは、
縦31cm ✕ 横23cm (マチ4cm)
シューズケースにピッタリな生地・材料を紹介
シューズケースでは、キルティング生地やオックス生地など厚めの生地を選ぶのがおすすめです。
型崩れしにくく、耐久性がある仕上がりになります。
今回、表布に使用したのは、虫柄のオックス生地です。
裏布には、無地のキルティング生地を使用しました。
Dカンは今回25mmのものを用意しました。
アクリルテープもDカンに合わせたサイズを用意しましょう。
シューズケースの材料
シューズケースの材料は下記のとおりです。
- 表布:縦35cm✕横25cm 2枚
- 裏布:縦35cm✕横25cm 2枚
- 持手:2.5cm幅アクリルテープ35cm 1本
- Dカン用:2.5cm幅アクリルテープ6cm 1本
- Dカン:1個
シューズケースの作り方
シューズケースの作り方を紹介します。
持ち手をつける
持ち手とDカンを中央に仮縫いします。
どちらも布端から5mmはみ出すように、持ち手用のアクリルテープと、Dカンを通したアクリルテープを置きます。
布端(袋口)から1cmのところに縫い付けます。
表布・裏布の底部分を縫い合わせる
表布同士・裏布同士を中表で合わせ、それぞれ下側をぬいしろ1cmで縫い合せます。
表布と裏布を縫い合わせる
表布と裏布の袋口部分(上辺)を中表で合わせ、ぬいしろ1cmで縫い合わせます。
両サイドを縫い合わせる
表布同士・裏布同士が中表で合わせるようにたたみ方を変えます。
このとき、縫い目同士がきちんと合うようにクリップやまち針で止めると綺麗に仕上がります。
裏布側に返し口10cmを残して、ぬいしろ1cmで両サイドを縫い合せます。
マチをつくる
4つの角にマチをつけていきます。
角は底に潰すようにして、生地端を合わせ、三角に折りたたみます。
このとき、脇の縫い目と底の縫いををしっかり揃えます。
今回は、4cmのマチを作るので、左右2cmになるように縫います。
他の3か所の角も同様に縫い、縫えたら縫い目から1cm残して、余計な縫い代をカットします。
表に返して、返し口をとじる
返し口から表に返し、返し口をミシンで縫いとじます。
袋口にステッチをかける
内布を外布に入れ込むようにして、形を整えます。
袋口にぐるりとステッチをかけると、きれいに仕上がります。
完成
シューズケースの完成です。
シューズケースの作り方のまとめ
本記事ではシューズケースの作り方を紹介しました。
キルティング生地を使用したので、しっかりとした作りで、型崩れしにくいシューズケースが出来上がりました。
キルティング生地を使用して、裏地もきれいなシューズケースを作ってみませんか?
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。