ハンカチやティッシュを持ち歩くのに便利な移動ポケット。
洗い替え用に何個かあると便利ですよね。
本記事では、ティッシュケースなしの2段ポケット仕様の作り方を紹介します。
2段ポケットは、マスクとハンカチを入れるときに分けて入れられるので、便利です。
お気に入りの柄の生地で、移動ポケットを作ってみましょう!
2段ポケット仕様の移動ポケットは便利!
ティッシュケース付きのタイプは、子供用のキャラクターティッシュを入れるには大きく、サイズが合わないこともありますよね。
2段ポケットタイプでは、奥側のポケットにハンカチ・ティッシュ、手前側にマスクを入れるなど、入れる物を分けることができるので、便利です。
クリップを外せば、ポーチとしても使用可能です。
それでは、作っていきましょう。
移動ポケットの出来上がりサイズ
移動ポケットの出来上がりサイズは、
縦11.5cm✕横15cm(マチなし)
生地・材料の紹介
今回は、フタ用布にケーキ柄のオックス生地、本体用布に無地のオックス生地を使用しました。
本体用布をオックス生地を使用することで、しっかりとした仕上がりになります。
移動ポケットのクリップは、生地の色に合わせて選ぶと統一感が出ます。
フタと本体にマジックテープをつけると中身が出る心配がありません。
移動ポケットの材料
移動ポケットの材料は以下の通りです。
- 本体用布:縦76cm✕横17cm
- フタ用布:縦12cm✕横17cm
- ベルト用布:縦4cm✕横17cm
- クリップ:2個
- マジックテープ:2.5cm幅✕2cm
クリップやマジックテープは100円均一でも購入できます。
移動ポケットの作り方
移動ポケットの作り方を解説していきます。
ベルトパーツを作る
ベルト用布の長辺を1cmずつ内側に折ります。
さらに半分に折って、アイロンをかけます。
両側にステッチをかけて、ベルトパーツの完成です。
生地本体にマジックテープをつける
端から17cmのところに、マジックテープのやわらかい方をつけます。
反対側の端から2.5cmのところに、マジックテープのかたい方をつけます。
マジックテープの周りをしっかりと縫います。
ミシンの縫い始めと縫い終わりは、必ず返し縫いをしておきます。
フタと本体を縫い合わせる
本体用布のマジックテープのやわらかい方をつけた側に、フタ用布を中表にして縫い合わせます。
縫い合わせた生地を広げ、縫い代は、アイロンで左右に割っておきます。
本体用布にひもをつける
本体用布のふた用布との生地の境目から1cmのところ(本体用布側)に、ひもを縫い付けます。
両端から2.5cm、さらに3.5cmのところを縫います。
クリップをつける部分は、3〜4回返し縫い(往復)をしておきます。
折りたたんで、縫う
生地を表側にして、
右から①22cmのところを谷折り、
次に②12cmのところを山折り、
次に③12cmのところを谷折り、
次に④9cmのところを山折り、
最後に⑤9cmのところを谷折りにします。
折りたたむと下の写真のようになります。
最後にフタ用布の端が下の生地とピッタリ合わない場合は、④山折りの部分をずらして調整してくだい。
本体用側の折りたたみ後は、下の写真のようになります。
フタ側は下の写真のようになります。
両端を縫い代1cmで縫い合わせる(返し口を開ける)
フタ側に返し口(約8cm)をあけて、両端を縫い代1cmで縫いあわせます。
4つの角をカットします。
縫い代を割ってしっかり折り目をつけておくと、返し口をとじる時にきれいに仕上がります。
返し口から表に返す
返し口から表に返します。
角をしっかりと出しておきます。
表に返しました。
フタにステッチをかける
フタの端から約2mmのところにステッチをかけます。
この時、返し口も一緒に縫うことができます。
ベルトにクリップをつける
ベルトにクリップをつけます。
完成
2段ポケット仕様の移動ポケットの完成です。
汚れた移動ポケットのリメイク方法
使用しているうちに、小学校で絵の具がついてしまった移動ポケット。
洗濯しましたが、取れませんでした……
レースやリボンを縫い付けて、アレンジしてみました。
黒い汚れもすっかり目立たなくなりました。
まだまだ使えそうです!
移動ポケットの作り方のまとめ
本記事では、2段ポケットの移動ポケットの作り方を紹介しました。
2段ポケットの移動ポケットは、小物を分けて入れることもできて便利ですよね。
ポケットティッシュケース付きの移動ポケットの作り方は下記の記事で紹介しています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。