お弁当袋は市販のものもありますが、お手拭きやデザートケースも一緒にいれると、少し窮屈だと感じることはないでしょうか。
本記事では一般的な市販のサイズより大きめで、トリオセットを入れても余裕があるサイズのお弁当袋の作り方を紹介します。
直線縫いだけで完成するので初心者の方でも簡単に作ることができます。
お弁当袋は大きめサイズがおすすめ！
今回紹介するのは、裏地付き・マチ付き・切り替えありの巾着袋の作り方です。
２枚仕立ての巾着袋は、布端を処理する必要がないので、まっすぐ縫うだけで簡単に作れます。
入園グッズとして作る場合、少し大きめサイズで作っておくと、カトラリーケース・お手拭きセット・デザートケースを一緒に入れることができるので便利です。
それでは、作っていきましょう。
お弁当袋の出来上がりサイズ
お弁当袋の出来上がりサイズは、
縦17cm✕横28ｃcm（マチ10cm）
生地・材料の紹介
2枚仕立てのため、オックス生地以上の厚手の生地だと巾着の紐部分がかたく、しまりにくくなることがあるので、
シーチング生地・ブロード生地・オックス生地から選ぶことをおすすめします。
今回は、表布に電車柄のオックス生地、裏布にシーチング生地を使用しました。
表布にオックス生地を使用する場合は、裏布は、シーチング生地などの薄手の生地がおすすめです。
ポチップ
ポチップ
巾着の紐は生地の色に合わせて選ぶと統一感が出ます。
ポチップ
お弁当袋の材料
お弁当袋の材料は次のとおりです。
- 表布（上部分）：縦20cm✕横30cm 2枚
- 表布（下部分）：縦17cm✕横30cm 1枚
- 裏布：縦53cm✕横30cm 1枚
- ひも：70cm 2本
お弁当袋の作り方
お弁当袋の作り方を紹介します。
表布（切り替え生地）をつくる
上部分の表布と下部分の表布を中表で合わせ、縫い合せます。
縫い合わせた布を画像ようにおきます。
もう一方の上部分の表布を、先程縫い合わせた布と中表にして縫い合せて、表布の完成です。
縫い代をアイロンで割ると、きれいに仕上がります。
表布と裏布を縫い合わせる
表布と裏布を中表で重ね、横の辺を縫い代1cmで縫い合せます。
縫い代をアイロンで割るときれいに仕上がります。
生地の両脇を縫う
縫い合わせた横の辺の縫い目同士が合うように（内布同士・外布同士が重なるように）たたみ直します。
内布側に返し口10cm、外布側にひも通し口2cmを残して両脇を縫います。
マチをつくる
4つの角にマチをつけていきます。
角は、底を潰すようにして生地端をあわせ、三角に折りたたみます。
このとき脇の縫い目と底の縫い目をしっかり揃えます。
今回は、10cmのマチを作るので、左右5cmになるように縫います。
他の3か所の角も同様に縫い、縫えたら縫い目から1cm程残して余計な縫い代をカットします。
表に返して、返し口をとじる
返し口から表に返します。
このとき、マチの角をしっかり出しておきます。
返し口部分をミシンで縫いとじます。
内布を外布に入れ込み、紐通し部分を縫う
内布を外布に入れ込むようにして、形をととのえます。
袋口の端から2cmのところをぐるっとステッチし、紐通し口を縫います。
紐を通す
紐通しで、紐を通します。
完成
裏地つきお弁当袋の完成です。
出来上がったお弁当袋のサイズ感は？
出来上がったお弁当袋に360mlのお弁当箱、デザートケース、カトラリーケース、お手拭きセットを入れてみました。
しっかり口もしまります。
セリアで購入したお弁当袋と比較してみました。
お弁当袋の作り方のまとめ
本記事ではお弁当袋の作り方を紹介しました。
2枚仕立てのお弁当袋は丈夫な作りで長く使用することができます。
大きめサイズのお弁当袋を1つ持っておくと、お弁当箱以外の物も、ゆとりをもって入れることができるので助かりますよね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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