わが家の子どもたちは「せなけいこさんの絵本」が大好きです。
私自身も子供と一緒に絵本を読んでいるうちに個性豊かなキャラクターたちが大好きになりました。
本記事では長年愛され続けているせなけいこ作品や、おばけがでてくるおすすめ絵本を紹介します。
せなけいこさんとは?
せなけいこさんは、貼り絵による独特な技法を生かした作品が魅力の絵本作家です。
1969年に「いやだいやだの絵本 4冊セット」で絵本作家デビューされました。
ロングセラー絵本の「ねないこだれだ」はこちらの4冊シリーズの中の1冊でした。
「ねないこだれだ」は50年以上愛され続けている絵本だよ!
おばけが可愛いせなけいこ絵本 4選
せなけいこさんの絵本といえば「おばけ」が出てくる作品が有名ですよね。
せなけいこさんが描くおばけは親しみやすく、可愛らしいおばけが描かれている作品がたくさんあります。
おばけの表情が豊かで読み手が楽しめるところも魅力です。
おばけが可愛い絵本を4冊紹介します。
表紙に描かれたおばけの表情がどれも可愛らしいね!
めがねうさぎ
「めがねうさぎ」
寝る前に山でめがねを落としたことに気づいたうさこは、夜中に山へめがねを探しに出かけます。
森には退屈しているおばけがいて、うさこをおどかそうとしてきます。
うさこのめがねは見つかるのかな?
うさことおばけのやりとりが可愛らしい「めがねうさぎシリーズ」
マイペースなうさことおっちょこちょいなおばけとのやりとりが面白い絵本です。
おふろにいれて
「おふろにいれて」
りゅうちゃんがお風呂に入っていると、色々な動物がお風呂に入ってきます。
最後はお風呂におばけが入ってきてしまって……
みんなはどうなる?
「ぼくも いれてくださいな」
「どうぞ どうぞ おはいりください」
絵本の中でのやりとりが楽しい1冊。
お風呂の楽しさが伝わる絵本です。
おばけの表情が豊かで可愛らしく描かれているところも魅力です。
おばけのてんぷら
「おばけのてんぷら」
うさこが天ぷらを作っていると、おいしい匂いに誘われて山のおばけがうさこの家に入ってきてしまいます。
おばけは見つからないようにしながら天ぷらをつまみ食いしていると、あやまって、ころもの中に落ちてしまいます。
おばけは天ぷらにされてしまうの?
小さなことを気にしないうさことおっちょこちょいのおばけのやりとりが可愛らしい作品。
ユーモアのあるお話が面白い1冊です。
クリスマスのおばけ
みんな楽しいクリスマス。
おばけのこどもはどう過ごすのかな?
おばけの子どもを思いやる女の子のお話です。
子どもの発想が可愛らしく描かれいる作品です。
ちょっと怖い?せなけいこ絵本 2選
せなけいこ作品には、ちょっと怖いおばけが出てくる作品もあります。
ちょっと怖いけど何度も読みたくなる。
そんな絵本を2冊紹介します。
ねないこだれだ
「ねないこだれだ」
「とけいが がなります ボン ボン ボン・・・」
「こんな じかんに おきてるのは だれだ?」
夜中に起きていた女の子はどうなる?
暗い背景に貼り絵のおばけがとっても印象的です。
ページごとに変わるおばけの表情も興味を惹きつけます。
文字数が少なく、リズミカルな文章で小さな子どもが読みやすい絵本です。
きれいなはこ
「きれいなはこ」
きれいな箱が落ちていました。
きれいな箱はねこちゃんとわんちゃんで取り合いになってしまいます。
箱の中からおばけが出てきて……
ねこちゃんとわんちゃんはどうなる?
お友達と仲良くしないと、おばけが出てきて一緒に遊べなくなってしまう。
子どもにとってはちょっと怖いお話だけど、何度も読みたくなるような絵本です。
イヤイヤ期におすすめのせなけいこ絵本 2選
何を言っても、何を聞いても「いやだ いやだ」と答える。
親も子どもも共感できるようなイヤイヤ期にぴったりの絵本を2冊紹介します。
いやだいやだ
「いやだいやだ」
なんでも「いやだ」と答えるルルちゃん。
ルルちゃんがなんでも嫌だと答えるなら、みんな「いやだ」と答えるよ。
「ルルちゃんはどうするの?」
最後に答えを示さないこちらの絵本。
イヤイヤ期のお子さまと一緒に読んで、絵本から問いかけてみるのも良いですね。
あーんあん
「あーんあん」
保育園に行くのはいいけど、お母さんが帰るのは嫌だ!
嫌だ嫌だと僕が泣くと、みんなも一緒に泣いてしまいます。
みんなの涙がたまってどんどん増えて、子どもたちは魚になってしまいました。
子どもたちはどうなる?
保育園や幼稚園に行く子どもを持つ親は絵本の内容に共感してしまいますよね。
子どもたちの気持ちをユーモラスに描いている作品です。
せなけいこ絵本のまとめ
本記事ではせなけいこさんの絵本を紹介しました。
貼り絵で描かれたキャラクターが印象的で何度も読みたくなる絵本ばかりですよね。
絵本に出てくるキャラクターは表情豊かで気持ちがはっきりと読み手に伝わってきます。
せなけいこさんの絵本は、子どもたちの気持ちがユーモラスに描かれた作品が多く、いつの時代も愛されてきた理由がよくわかります。
せなけいこさんの作品を楽しんでみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。