ハーブや花を乾燥させることによって、ハーブティーやポプリなど様々な使い方ができます。
花を風通しの良い場所に置いておくことで乾燥させることもできますが、環境によっては、乾燥までに時間がかかったり、カビが生えてしまうこともあります。
ハーブや花を乾燥させるとき、おすすめなのがフードドライヤー(食品乾燥機)です。
外に干すことなく、短時間で乾燥させることができるので、花の色が綺麗に残り、埃や虫が混入する心配もありません。
本記事では、フードドライヤーを使って花びらを乾燥させる方法を紹介します。
花びらをフードドライヤーに入れて、スイッチを押すだけで簡単に花びらを乾燥させることができます。
フードドライヤーは簡単に食材を乾燥できる
フードドライヤーは、食材を乾燥させることができる調理家電です。
食材に合わせた温度と乾燥時間をセットするだけで、簡単に調理できます。
ドライフルーツや犬用ジャーキー、野菜チップス、魚介の乾物など様々な食材を乾燥させることができます。
温度も35℃〜70℃程度まで設定できるものが多く、食材に合わせて設定することができます。
食材は乾燥させることで、保存期間が延び、栄養と旨味はアップします。
今回、使用したのは「simplusのフードドライヤー」です。
値段も手頃なので、お試しでも購入しやすいね
大きいサイズもあります。
フードドライヤーで花びらを乾燥させる方法
花を乾燥させる上でおすすめなのは、食用できるハーブやバラです。
今回は、色鮮やかでハーブティーとしても活用される矢車草と食用バラを選びました。
乾燥させた後は、ハーブティーとして楽しんだり、ポプリを作ることも可能です。
料理に彩りとして添えると、食卓が明るくなりますね。
フードドライヤーのトレイに花びらを入れる
フードドライヤーのトレイに花びらを入れます。
コンセントを挿し、蓋をします。
フードドライヤーの温度・タイマーをセット
電源を入れ、温度・タイマーをセットします。
※温度設定の目安は60〜70℃、今回の乾燥時間は4〜5時間でした。
花びらを乾燥させる
タイマーがなったら、花びらが乾燥しているか確認します。
乾燥していなければ、もう一度タイマーをセットします。
※花の種類によって、乾燥時間が異なります。
花びらが完全に乾燥したら完成です。
花びらの乾燥が完了すると、花びらがこんなに縮みます。
小さな花びらだと下のトレイに落ちてしまうこともあるので、小さな花は花ごと乾燥させることをおすすめします。
完成
ドライになった花びらをお皿に取り出しました。
矢車草とバラの花びらがしっかりドライになりました。
短時間で乾燥させたので、鮮やかな色が残っています。
乾燥させた花びらで何ができる?
乾燥させた花びらの活用方法を紹介します。
乾燥させた花の活用方法
乾燥させた花びらは、次のような楽しみ方ができます。
・食用としてサラダや料理に彩りとして添える
・ハーブティーやバラジャムとして楽しむ
・ポプリやサシェを作る
・瓶に詰めてインテリアとしても楽しむ
今回は、ポプリの作り方を解説します。
ポプリの作り方
今回は、ポプリの作り方を解説します。
ポプリとは、乾燥した花にエッセンシャルオイルやアロマオイルで香り付けしたアロマグッズです。
ポプリは、乾燥した花や花びらを瓶などの容器に入れるので、花の美しさも楽しむことができます。
子どもと一緒に作っても楽しいよ
ポプリの作り方は下記の通りです。
⑴密封できる容器や透明ポリ袋にドライにした花を入れます。
⑵エッセンシャルオイルかアロマオイルを数滴入れ、香りを確認します。
※植物とオイルの香りには相性があるので、組み合わせる前に合わせる香りを調べてみてください。
⑶香りが全体に馴染むように優しく揉み込みます。
⑷密封して、数週間〜1か月ほど熟成させます。
⑸熟成が終わったら、好きな器などにポプリを移し替え、完成です。
(フタを開けたガラス瓶がお勧めです)
※香りが少なくなったら、オイルを足すと香りが持続します
フードドライヤーのまとめ
今回は、フードドライヤーを使って花びらを乾燥させる方法を紹介しました。
フードドライヤーを使うと、とっても簡単に短時間で花びらを乾燥させることができます。
乾燥させた花びらは様々な活用方法があるので、お庭に咲いた花を乾燥させて、長く楽しんでみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。