甘くて濃厚なホワイトチョコクリーム。
ホワイトチョコは、ミルクチョコレートと比べて分離しやすく、扱い方に少しコツが入ります。
本記事では分離しにくいホワイトチョコクリームの作り方を紹介します。
失敗しにくいホワイトチョコクリームの作り方は?
ホワイトチョコクリームの作り方は2つの方法があります。
- 湯煎したホワイトチョコレートと泡立てた生クリームを混ぜ合わせる方法
- 温めた生クリームにホワイトチョコレートを入れ、一緒に泡立てる方法
ホワイトチョコレートは温度調整がとても重要で、温度が高いとダマになったり分離することがあり、
ホワイトチョコレートを湯煎する際は、50℃程度のお湯で、ホワイトチョコレートの温度を40〜45℃にしてゆっくり溶かす必要があります。
どちらの方法でも作ったことがありますが、個人的に分離しにくいと感じた「温めた生クリームにホワイトチョコレートを入れる方法」の作り方を紹介します。
生クリームは動物性生クリームがおすすめ
生クリームには、動物性と植物性があります。
植物性生クリームは、値段が安く、消費期限が長いといったメリットがありますが、動物性生クリームに比べてコクや旨みに欠けます。
美味しいクリームを作るには、動物性生クリームがおすすめです。
動物性生クリームには、乳脂肪分35%のものと乳脂肪分40%以上のものがあります。
乳脂肪分35%の生クリームは、さっぱりとした口当たりが軽いクリームになります。
泡立てるとツヤのある仕上がりになります。
乳脂肪分40%以上の生クリームは、脂肪分が高いほど濃厚なクリームになります。
乳脂肪分が多いほど泡立ちやすく分離しやすいので、ホイップする際は慎重に泡立てることが大切です。
ホワイトチョコクリームの材料
材料は次のとおりです。
ホワイトチョコクリームの作り方
ホワイトチョコクリームの作り方を紹介します。
生クリームを温める
耐熱容器に生クリームをいれ、500wで1分30秒ほど加熱します。
※冷蔵庫から出して、すぐのものを使います。
生クリームを沸騰させない程度に温めてください。
ホワイトチョコレートを細かく刻む
ホワイトチョコレートを溶けやすいように細かくします。
今回は、板チョコをアルミホイルの中で割りました。
もちろん包丁で細かく刻んでもOKです。
温めた生クリームにホワイトチョコレートを入れる
温めた生クリームに細かくしたホワイトチョコレートを入れます。
※板チョコを使用する際は、アルミホイルが入らないように注意。
ホワイトチョコレートをしっかり溶かす
ホワイトチョコレートが全て溶けるまで、混ぜ合わせます。
生クリームとホワイトチョコレートの入ったボウルを氷水で冷やす
生クリームとホワイトチョコレートが入ったボウルを氷水でしっかり冷やします。
氷は、大きいものをたくさん入れておくと、しっかり冷えます。
※生クリームの中に、水が入らないように注意。
ハンドミキサーで泡立てる
生クリームとホワイトチョコレートがしっかり冷えたら、ハンドミキサーで泡立てていきます。
※この時クリームがしっかり冷えてないと、泡立ちません。
泡立てる前に、不要なクリアファイルをテープでボウルに貼り付けておくと、生クリームの飛び散りを防止することができます。
生クリームを高速で泡立てていきます。
(下の写真は泡立ち始め)
ホワイトチョコ生クリームは、泡立つのに時間がかかります。
根気強くハンドミキサーで泡だてます。
5〜7分ほどで、とろみがついてきます。
(気温や、生クリームの温度によって誤差があります)
写真の状態になったら、低速もしくは泡立て器に持ち替えて、ゆっくり様子を見ながら泡立てます。
生クリームは泡立てすぎると、あっという間にボソボソの状態になるので、気をつけながらゆっくり泡立てます。
完成
8分立てでこのくらいの状態です。
ケーキの土台に塗る場合は、このくらいで泡だて完了です。
もう少し泡立てると、しっかりとしたクリームになります。
ホワイトチョコクリームの作り方のまとめ
本記事ではホワイトチョコクリームの作り方を紹介しました。
生クリームにホワイトチョコレートを入れることで、濃厚で甘いクリームが作ることができます。
ホワイトチョコレートを使ったケーキは、売っているお店も限られるので、ぜひお家で作ってみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。