シリカゲルでドライフラワーを作る方法!保存方法から飾り方まで解説

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綺麗なお花の色や形を変えず、ドライフラワーにしたいと思ったことはありませんか。

ドライフラワー用乾燥剤を使うと、生花のような美しさを保ったまま乾燥させることができます。

シリカゲル法はコツをおさえれば、他の方法より失敗しにくく、子どもと一緒に作ることもできます。

綺麗なお花はドライフラワーにして長くお花を楽しみましょう!

目次

シリカゲル法のドライフラワーとは

ドライフラワーのシリカゲル法とは、シリカゲルという乾燥剤を使って、花の水分を抜く方法です。

ドライフラワー用のシリカゲルは、普段目にするシリカゲルより粒が細かく、砂状になっています。

粒を細かくすることで、花の隙間にも入り、しっかり花の水分を抜くことができます。

シリカゲル法ドライフラワーのメリット

シリカゲル法ドライフラワーのメリットは次のとおりです。

  • 温度や環境に左右されない
  • 乾燥過程でカビたり腐ることが少ない
  • 花びらの縮みが少ない
  • 花の鮮やかな色が残る
  • ハンドメイド作品の材料としても使える
  • 1〜2週間ほどで完成する
  • ドライフラワー用乾燥剤は再利用可能

シリカゲル法は、自然乾燥のドライフラワーと比べて水分を早く抜くことができるので、花の縮みや色の変色が少ないところが特徴です。

ハンドメイド作品やお部屋のインテリアとしてもぴったりです。

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ドライフラワーにする花の選び方

シリカゲル法のドライフラワーに適した花は、花の厚さが厚く、花が落ちにくい花です。

シリカゲル法で作るドライフラワーに向いている花は次のとおりです。

  • 薔薇
  • カーネーション
  • ビオラ
  • パンジー
  • 紫陽花

初めて作るときはバラがおすすめだよ!

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失敗しないための注意点

シリカゲル法でドライフラワーを作る際に失敗しないための注意点は次のとおりです。

新鮮な花を選ぶ

花をドライフラワーにするときに一番大切なのは、花が新鮮なうちに乾燥させることです。

8〜9分咲きの花を選びましょう。

しっかりと水揚げをする

ドライフラワーにする花は、事前にしっかりと水揚げをしておきましょう。

生き生きとした状態の花をドライフラワーにすると、仕上がりも綺麗になります。

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シリカゲル法ドライフラワーの材料

  • ドライフラワー用乾燥剤
    さまざまなメーカーのものがありますが、豊田化工さんの乾燥剤がおすすめです。
  • 密封容器(タッパー)
    100円均一で購入した「しっかりパックU 3L」を使用しています。
    密封容器やタッパーであれば、なんでもOKです。

  • バラやビオラなどタッパーに入るサイズで、花びらがしっかりしている花がおすすめ
  • スプーン
  • ハサミ
    花の茎をカットする時に使用
  • 新聞紙
    ドライフラワー完成後、シリカゲルを出すときに使用

  • ドライフラワー完成後、ドライフラワーの隙間に入ったシリカゲルを取り除くために使用

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シリカゲル法ドライフラワーの作り方

ドライフラワーの作り方を紹介します。

花を水揚げする

ドライフラワーにする花を水揚げします。

水の中で茎の一番下部分から2〜3cmのところを斜めに切ります。

※水を吸い上げる面積を大きくするために、必ず斜めにカットします。

30分〜1時間ほど水につけておくと、花びらにハリが出てきます。

花瓶がない場合は、ペットボトルを半分に切ったものでも代用できます。

茎を切る

茎を花から2〜3cmほど残して切ります。

茎を長く残したい場合は、容器に入れることを考慮して、長さを調節してください。

茎をカットしました。

密封容器にシリカゲルを入れる

密封容器に1〜2cmほどシリカゲルを入れます。

シリカゲルに花を埋める

シリカゲルの上に花を入れます。

この時、先ほど底に敷き詰めたシリカゲルに茎部分を埋め込むように入れていってください。

花同士の隙間を開けた方が、シリカゲルが中にしっかり入り、乾燥しやすくなります。

スプーンを使って、容器と花の隙間や、花びらの隙間にシリカゲルを入れていきます。

この時、花びらの形が崩れてしまうと、乾燥した後も花びらが変形したような形になります。

花びらの形を崩さないように、少しずつシリカゲルを入れていきましょう。

花が隠れるまで、シリカゲルを入れます。

密封して直射日光に当たらない場所に置く

蓋をして、1週間ほど直射日光が当たらない場所に置いておきます。

マスキングテープなどにドライフラワーを入れた日付を書いて容器に貼っておくと、わかりやすいですね。

※1週間で乾燥していない時は、もう一度シリカゲルを敷きつめ、2週間後に確認します。

花が乾燥したらシリカゲルから取り出す

乾燥が終わったら、容器から花を取り出します。

シリカゲルの色が青色からやや白色に変化しています。

容器の中のシリカゲルと花を新聞の上に出していきます。

乾燥した花は、壊れやすく、すぐに花びらが落ちるので、慎重に丁寧に作業を行います。

ドライフラワーのシリカゲルを落とす

ドライフラワーの中に入っているシリカゲルを落としていきます。

逆さにして、ゆっくり振ると、中からシリカゲルが落ちてきます。

隙間に入ったシリカゲルは、柔らかい筆を使って、隙間を少し広げたりするとシリカゲルが出やすくなります。

完成

シリカゲルをしっかり落とせたら、完成です。

鮮やかな色が残った、ドライフラワーが出来上がりました。

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ドライフラワーの飾り方

出来上がったドライフラワーは乾燥剤と一緒に密封できる容器に入れて飾りましょう。

クリアケースに入れる

今回は、出来上がったドライフラワーを、乾燥剤と一緒に飾り用の容器に入れました。

たくさん作って重ねて並べるとインテリアにピッタリです。

瓶に入れる

瓶を逆さにして飾ると上側からもお花が見えるので綺麗に飾れます。

ドライフラワーの保管方法

出来上がったドライフラワーは、乾燥剤と一緒に密封容器に保存しましょう。

私は大容量のシリカゲルを購入し、お茶パックに少量ずつ入れて使用しています。

シリカゲルは、吸湿性がなくなっても再生することができます。
↓↓シリカゲルの再生方法についてはこちら↓↓

お菓子に入っている個包装のシリカゲルや、海苔に入っている石灰乾燥剤を綺麗に拭いて、代用することも可能です。

※石灰乾燥剤は、水に濡らすと発熱する性質があるので、水に濡らさないように注意してください。

余ったドライフラワーは、乾燥剤と一緒にタッパーに入れて保管しています。

直射日光に当たらないように、引き出しの中で保管中です。

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ドライフラワーの寿命は半年〜1年

シリカゲル法で作成したドライフラワーの寿命は、花の種類や保管環境にもよりますが、半年〜1年ほどです。

こちらは、 1年ほど前に作成したドライフラワーです。

乾燥剤を入れ替えていませんが、まだ綺麗な状態です。

色がアンティーク調に変化しているのも素敵ですよね。

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シリカゲル法で作るドライフラワーまとめ

本記事ではシリカゲル法で作るドライフラワーを紹介しました。

シリカゲル法は他の方法より、形や色が残りやすく、長くお花を楽しむことができますね。

飾っている過程で、色の変化を楽しめる所も良い所です。

密封容器に乾燥剤を一緒に入れて飾ることで、梅雨の時期でも湿気の心配もありません。

公園に咲いているクローバーやシロツメグサ、タンポポなどでもドライフラワーにできます。

休みの日に子どもと一緒にドライフラワーを作ってみてはいかがでしょうか。

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