子供用ミシンを探していたところ、可愛い子ども用のミシンを発見しました。
本記事では針だけで縫い合わせることができて、子どもが安心して使えるフェルティミシンを紹介します。
フェルティミシンは簡単な操作でフェルト小物を作ることができます。
作ることが好きな子どもにおすすめのおもちゃです。
フェルティミシンとは?
フェルティミシンは、糸を使わずミシンの針だけで専用のフェルトを縫い合わせることが出来る、子ども用ミシンです。
動作は本体のボタンを押すだけ。
5本の針でフェルトを刺すことで糸を使わず、フェルト同士を圧着させています。
針部分は、手が入らないようにカバーが付いているので、子どもが安心して使うことが出来ます。
フェルティミシンの基本情報
今回は、フェルティミシン すみっコぐらしの基本情報を紹介します。
メーカー | タカラトミー |
発売日 | 2020年10月24日 |
推奨年齢 | 6歳以上 |
製品サイズ | 12cm×21cm×21cm |
重量 | 1.07kg |
使用電池 | 単3形アルカリ乾電池×4(別売) |
「フェルティミシン 専用たっぷりセット」も一緒に購入するとたくさん作品が作れます。
フェルティミシンシリーズの違いは?
フェルティミシンのシリーズの違いは、
- 本体にデザインされたキャラクターの柄
- 付属のフェルト生地
本体の値段にかなりばらつきがあるので、値段の安い本体を購入し、別でお好きな柄のフェルトセットを購入すると安く楽しめます。
フェルティミシン本体
2024年12月現在の最安値は鬼滅の刃のフェルティミシンです。
専用のフェルトセット
専用のフェルトがなくなったら、「専用たっぷりセット」を購入することになります。
フェルティミシンのセット内容を紹介
フェルティミシンのセット内容は次のとおりです。
- 本体
- フェルト(写真のフェルトは専用たっぷりセットのものです)
- わた
- 説明書
本体は引き出し付きです。
小さな手芸用ハサミも入ります。
フェルティミシンを使い方を解説
実際にフェルティミシン付属のフェルトで小物を作ってみました。
フェルティミシンの使い方を紹介します。
電源スイッチを入れる
電源スイッチを入れると、針が動きます。
はじめ電源を入れた時、音が大きくてびっくりしました。
2枚のフェルトを重ねてセットする
2枚のフェルトを重ねて本体の針(透明カバー)の下にセットします。
※3枚以上のフェルトは縫えません。
本体と針の間は数ミリで、指が入る心配がありません。
布の縫い始めのところに針が来るようにフェルトをおきます。
フェルトセットのワンポイントキャラがあまりがちなので、大きめに切って(切り取り線を無視)マスコットにしました。
スタート・ストップボタンを押して、フェルトを縫う
スタート・ストップボタンを押すと、針が動きます。
布送り機能はないので、縫いたい方向に自分で布をゆっくり動かしていきます。
針の動きが速いので、少しコツが入ります。
今回は、マスコットにしたので、途中で中にわたを詰めました。
ぬい終わったらスタート・ストップボタンを押す
フェルトがぬい終わったら、スタート・ストップボタンを押します。
最後に布端をカットすると綺麗に仕上がります。
完成
娘が作ったマスコットたちです。
大きめのマスコットは子ども1人でも縫いやすそうでした。
こちらは、7歳娘が作ったポーチ。
フェルト生地をまっすぐ切ることや、フェルト生地に小さなワンポイントキャラを縫い付けるところが難しそうでしたが、自分で工夫したり、考えながら作っていました。
フェルティミシンのフェルトは100均フェルトで代用できる?
100均一で購入したフェルトで試しに縫い合わせてみたところ、問題なく縫うことはできましたが、メーカーでは推奨されていません。
厚さの厚いフェルトは、針が折れる心配があるので、専用フェルトを使った方が安心です。
フェルティミシンを使って感じたメリット
フェルティミシンのメリットを紹介します。
操作が簡単
糸を通したりする作業がなく、スタート・ストップボタンを押すだけでフェルトを縫い合わせることが出来ます。
難しい手順もなく、誰でも簡単に作ることが出来ます。
安全
針の部分は透明カバーで覆われており、手で触る心配がありません。
透明カバーと本体との隙間は、フェルトがギリギリ入る隙間しかないため、指が巻き込まれる心配もありません。
作ることが楽しめる
本体や専用たっぷりセットには、作り方の説明や型紙が付属されています。
小学生くらいの子であれば、説明書通りに作ると簡単に小物を作ることが出来ます。
フェルティミシンのデメリット
フェルティミシンのデメリットを解説します。
専用のフェルト以外は推奨されていない
専用のフェルト以外は使用不可となっています。
専用フェルトはデザインが可愛いのですが、値段がやや高い印象を受けました。
針の替えができない
針の替えは販売されておらず、交換も不可となっています。
メーカーのHPでは、針が折れてしまった場合は、「使用をすぐにやめてください。経年による針折れについては、修理のご対応は承っておりません。恐れ入りますが、安全にご留意の上、処分いただきますようお願いいたします。」との記載がありました。
音が大きい
針が動く時の音が大きいので、はじめ電源を入れた時、急に針が動き出したのでびっくりしました。
縫うときフェルトを自分で動かす必要がある
フェルティミシンは、スタート・ストップボタンで針を動かすことしかできません。
縫いたいところに自分で布をゆっくり動かしていく必要があります。
布を移動させないと同じ場所にたくさん穴が開くので、綺麗に仕上がりません。
上手く布を動かすことが意外と難しく、コツがいると感じました。
子ども用ミシンの紹介
子ども用ミシンを紹介します。
毛糸ミシンふわもこHug
ミシンメーカーが開発した子ども用ミシン「毛糸ミシンふわもこHug」
色々な生地を毛糸で縫い合わせることが出来ます。
安全にミシンで遊べる安全針ガード付き、指が針の下に入らない安心の4mm設計です。
- フリーハンドでの布送りが可能
- 針は専用のニードル針5本使用
- 針の交換可能
- 単3アルカリ電池4本使用
- 別売りのACアダプターも使用可
リアルミシン ファッションスタジオ
糸カートリッジをセットするだけで縫えるミシン「リアルミシン ファッションスタジオ」
糸がなくなったら「リアルミシン ファッションスタジオ 専用の別売りセット」を購入する必要があります。
市販の生地は、ポリエステル製で厚み0.2mm程度のものは使用可能です。
- 糸カートリッジは使い切り
- 糸がなくなったら、ファッションセット専用別売りセットの購入が必要
- 専用以外の針や糸は使用不可
- 単3アルカリ電池4本使用
フェルティミシンのまとめ
本記事ではフェルティミシンについて解説しました。
簡単な操作で安全にフェルトの小物を作ることができます。
専用フェルトが可愛いので、何個も作りたくなりますよね。
娘も「どのフェルトでどんなデザインにしようか」と一生懸命考えて、作り方を見ながら楽しそうに小物を作っていました。
通常のミシンで作ったものと比べると、小物の耐久性や仕上がりに劣りますが、自分で作ることの楽しさを体験するのには良いおもちゃだと感じました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。